指がカクッと引っかかる…それは「ばね指」かもしれません
ばね指(弾発指)は、指を動かす腱(けん)と、それを包む腱鞘(けんしょう)というトンネル状の組織の間で炎症が起こり、動きがスムーズにいかなくなる状態です。
指を曲げ伸ばしするときに「カクッ」と引っかかったり、伸ばすときに「パチン」と弾けるような感覚があるのが特徴です。
初期のうちは朝だけ引っかかる程度でも、放置すると指が曲がったまま動かなくなることもあります。
早めのケアが回復の鍵です。
ばね指の主な原因
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スマホやパソコンの長時間操作
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手の使いすぎ(家事・育児・仕事など)
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更年期やホルモンバランスの変化
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糖尿病やリウマチなどによる腱の炎症
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長期間の筋緊張・血行不良
よくある症状
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指の付け根に痛みや腫れがある
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朝起きたときに指が動かしづらい
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指を伸ばすと「カクッ」と音が鳴る
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指の動きが途中で止まる・引っかかる
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痛みで物を握るのがつらい
陽だまり整骨院のばね指施術
当院では、痛みの原因である腱鞘部の炎症や滑走不良に対して、
手技療法や電気療法・超音波治療などを組み合わせて施術を行います。
炎症を和らげ、腱の動きをスムーズにすることで「引っかかり」を改善します。
また、手の使い方やストレッチ指導も行い、再発しにくい状態を目指します。
施術の流れ
1️⃣ カウンセリング・状態確認
どの指に、どんな動きで引っかかるのかを確認します。
2️⃣ 痛み・炎症の軽減
炎症が強い場合は安静と電気療法・冷却を中心に行い、腫れを抑えます。
3️⃣ 腱の滑走改善
炎症が落ち着いたら、手技や温熱療法で腱の動きをなめらかにします。
4️⃣ 再発予防指導
指の使い方やストレッチ、負担を減らす工夫をお伝えします。
よくある質問
Q. 注射や手術をすすめられたのですが、それでも整骨院で良くなりますか?
A. 軽度〜中等度のばね指であれば、整骨院での施術で改善するケースも多くあります。
状態を見極めながら施術しますので、まずはご相談ください。
Q. 仕事や家事で手を休められないのですが…
A. 痛みを悪化させない工夫(テーピングや動かし方)をお伝えします。
日常生活を続けながらでも無理なく改善できるようサポートいたします。
まとめ
ばね指は、使いすぎや炎症によって起こる身近な症状ですが、
早めのケアで手術を避けられることもあります。
「朝だけ引っかかる」「物を握ると痛い」などの軽い違和感でも、放置せずにご相談ください。