📋 この記事でわかること
「腕が上がらなくて、洗濯物が干せない…」
「夜中に肩の痛みで目が覚めてしまう…」
「病院でレントゲンを撮ったら”五十肩”と言われたけど、どうすれば治るの?」
そんなお悩みを抱えている方が、当院にも多く来院されています。
五十肩は放っておけば自然に治ると思われがちですが、正しく対処しないと症状が長引いたり、腕の動きが戻らなくなったりするリスクがあります。
この記事では、名古屋市昭和区で整骨院を営む柔道整復師が、
五十肩の仕組みから「いつ治るか」「何をすべきか」まで、わかりやすく解説します。
五十肩ってどんな状態?
「五十肩(ごじゅうかた)」とは、肩関節の周囲にある関節包(かんせつほう)という袋状の組織が炎症を起こし、縮んでしまった状態のことです。
正式名称は「肩関節周囲炎」。40〜60代の方に多く見られることから、俗に”五十肩”と呼ばれています。
主な症状は次の3つです。
- 腕を上げると痛い・途中で止まる
- 後ろに手が回らない(ブラジャーの留め具・エプロンの紐がつらい)
- 夜間痛(特定の姿勢で横になると激しく痛む)
「肩こりがひどくなった」とは別物で、ストレッチやもみほぐしで無理に動かすと逆効果になることがあります。まずは状態をきちんと見極めることが大切です。
3つのステージ(段階)を知っておこう
五十肩は大きく3つの段階に分かれています。今どの段階にいるかによって、対処法がまったく変わってきます。
① 炎症期(発症〜1〜3か月ごろ)
関節の中で炎症が起きている、一番痛みが強い時期です。
じっとしていても痛む・夜間痛がひどいのはこの段階の特徴。
この時期に無理に動かすのは絶対NGです。安静が基本です。
② 拘縮期(こうしゅくき:1〜6か月ごろ)
炎症は少し落ち着いてきたものの、関節が固まってきて動きにくくなる時期です。
「痛みは減ったけど、腕が上がらない」という状態はここに当たります。
この段階から適切なリハビリ・施術を行うことが回復のカギになります。
③ 回復期(3か月〜2年ごろ)
関節が少しずつ動くようになってくる時期です。
適切にケアしていれば、この段階で日常生活に支障のないレベルまで改善できます。
「自然に治るからほっとけばいい」とよく言われますが、何もしないまま放置すると拘縮期が長引き、回復期に入っても動きが戻りにくくなることがあります。早めの対処が重要です。放置しておくと肩が挙がらない状態、凍結肩(フローズンショルダー)となります。
結局、いつ治るの?
正直なところ、五十肩の回復には個人差があります。
目安としては、適切な対処をした場合で6か月〜1年程度と言われています。
ただし、以下のようなケースでは長引きやすいです。
- 炎症期に無理に動かし続けた
- 糖尿病など基礎疾患がある方
- 両肩に発症している
- ひどい姿勢のまま仕事・生活を続けている
実際に当院に来られる方の中には、「1年以上痛みが続いている」「以前より動かなくなった」というケースも珍しくありません。「そのうち治るだろう」と様子を見続けるほど、治療期間が長くなりやすいのが五十肩の特徴です。
夜間痛がつらい…眠れないときの対処法
五十肩で「眠れない」と訴える方がとても多いです。その辛さ、本当によくわかります。
夜間痛が起きやすい体勢があります。特に患側(痛い肩側)を下にして横になる姿勢は、肩関節に体重がかかり痛みが増します。
眠るときの工夫として、試してみてほしいことがあります。
- 痛い方の腕の下にクッションや折りたたんだタオルを置いて腕を少し持ち上げる
- 痛くない側を下にして横向きになる
- 仰向けに寝る場合は、腕全体を体から少し離した位置で安定させる
「冷やすか温めるか」もよく聞かれますが、炎症期(発症して間もない・熱感がある時期)は冷やす、拘縮期以降は温めるのが基本です。熱を持っているうちに温めると炎症が悪化することがあるので注意してください。
やってはいけないNG行動
善意でやっていることが、実は回復を遅らせているケースがあります。よくある間違いを確認してみてください。
❌ 痛みを我慢して腕を振り回す・ストレッチする
「動かさないと固まる」という思い込みから、炎症期に無理な運動をしてしまう方がいます。炎症が強い時期に動かすと、かえって炎症が広がり症状が悪化します。
❌ ぐいぐいもんでもらう・強い刺激を入れる
肩がこっているわけではないので、強くもんでも改善しません。炎症期には逆に悪化の原因になります。
❌ 「とりあえず湿布で様子見」を続ける
湿布は一時的な消炎に役立ちますが、根本的な治療にはなりません。長期間放置することで拘縮が進み、回復に時間がかかるようになります。
❌ 痛い方の肩を使わないようにし続ける
炎症が落ち着いてきた拘縮期以降も完全に動かさないでいると、関節がどんどん固まります。段階に合わせた適切な運動が必要です。
整骨院では何をしてくれる?
「病院でもらった湿布と痛み止めだけで、何もしてもらえない」という声をよくお聞きします。整骨院ではどのようなアプローチができるのか、紹介します。
炎症期:痛みを和らげながら回復を促す
炎症が強い時期は、無理に動かすことはしません。関節周囲の血流を促し、炎症を早く落ち着かせる施術が中心になります。電気療法(低周波・超音波など)や、痛みの出ない範囲での優しいアプローチを行います。
拘縮期:固まった関節を少しずつほぐす
炎症が落ち着いてきたら、縮んだ関節包を少しずつ動かして可動域(腕の動く範囲)を広げていきます。痛みの出ないギリギリの範囲を丁寧に広げていく手技が重要で、ここが整骨院の施術の腕の見せどころです。
回復期:日常生活に戻るための機能回復
動きが戻ってきたら、肩を安定させる筋肉(インナーマッスル)を鍛えるリハビリに移行します。再発予防のためのセルフケア指導も行います。
当院では、今どの段階にいるかを丁寧に確認してから施術の内容を決めています。「整骨院に行って悪化した」という経験がある方も、まず現状を診せてください。
まとめ
- 五十肩は「放置で自然に治る」とは限らない。段階によって対処が変わる
- 炎症期は安静・冷却。拘縮期以降は適切な運動とリハビリが必要
- 夜間痛にはクッションを活用した寝姿勢の工夫が有効
- 「痛みを我慢して動かす」「強くもむ」はNG
- 整骨院では段階に合わせた施術で、回復をサポートできる
五十肩は正しく対処すれば、日常生活に支障のないレベルまで改善できます。
「どうせ治らない」とあきらめずに、一度ご相談ください。
☀️ 五十肩のお悩み、陽だまり整骨院にご相談ください
名古屋市昭和区で、肩・腰・交通事故後のお悩みまで
丁寧に対応しています。初めての方もお気軽にどうぞ。
📞 052-848-9941(電話予約)
💬 LINEでのお問い合わせはこちら
平日 9:30〜12:00 / 14:00〜21:00(水・土は午前のみ)
📍 川名駅より徒歩8分・駐車場完備