陽だまり整骨院

【ぎっくり腰】動けない激痛…!必ずするべき3つの処置と回復を早めるコツ

こんにちは、名古屋市昭和区にある陽だまり整骨院です。

ある日突然襲ってくる腰の激痛、「ぎっくり腰」。 一度でも経験のある方なら、あの呼吸すら恐ろしくなるような痛みは二度と思い出したくないものでしょう。

「顔を洗おうとしただけなのに」 「下の物を取ろうとした瞬間に…」

動こうものなら腰に激痛が走り、脂汗が出る。 そんな恐ろしいぎっくり腰ですが、実は医学的な正式名称ではありません。五十肩と同じで一般的な通称であり、正式には「急性腰痛症」と呼びます。

筋肉の損傷、腰椎(関節)の捻挫、骨盤周辺(仙腸関節)のズレなど、その原因は様々です。

今日は、そんな辛いぎっくり腰になってしまった時の「緊急処置」と、意外と知られていない「本当の原因」について、私の失敗談も交えながらお話しします。


実は「予兆」があった?ぎっくり腰の意外な原因

 

「重いものを持ち上げたわけでもないのに、なぜ?」 問診の際、多くの患者様がそう不思議がられます。実は、ぎっくり腰は「その瞬間の動作」だけが原因ではないことが多いのです。

1. 限界を超えた「筋肉の慢性疲労」

 

実はこれが一番怖いパターンです。 「特に心当たりはない」とおっしゃる患者様の多くは、日々の疲労がコップの水のように溜まり続け、最後の一滴(些細な動作)で溢れ出した状態です。筋疲労が許容量を超えると、前触れなく激痛に見舞われます。

2. 座り姿勢が生む「時限爆弾」

 

デスクワークの方、要注意です。 腰への負担が一番少ない姿勢をご存知ですか? 正解は「寝ている状態」。次は「立っている状態」です。

意外かもしれませんが、「座っている姿勢」は立っている時の約1.5倍、さらに前傾姿勢になると約2倍近くの負荷が腰椎にかかります。

ここで少し、恥ずかしながら私の失敗談(体験談)をお話しさせてください。

開業したての頃のことです。 ふと街中のカフェを見ると、椅子に浅く腰掛け、背中を丸めて座っている若者をよく見かけ、「あれじゃ腰を痛めるなぁ」と心配していました。

しかしある日、実は私自身も無意識に似たような「滑り落ちそうなフラットな座り方」をしていたのです。

夕方頃、「あれ?腰が重いな」と思いポンポンと叩いていたのですが、それはまさに時限爆弾でした。そのわずか数時間後、一歩も動けないほどの激痛に襲われたのです。重いものを持ったわけでもなく、ただ「座り方」が悪かっただけ。

あの時の情けなさと痛みは、今でも教訓として心に刻まれています。

3. 急激な負荷による損傷

 

これはスポーツ選手や重労働の方、あるいは起床時の洗面台で前かがみになった瞬間に起こる、いわゆる一般的なイメージのぎっくり腰です。


ぎっくり腰になってしまったら?必ずするべき3つの処置

 

もし今、あなたやご家族がぎっくり腰で動けなくなってしまっていたら。 以前、休診日に患者様からLINEで「痛くて動けない、どうすればいい?」とSOSをいただいた際にもお伝えした、鉄則の3ステップをご紹介します。

① とにかく「安静」にする

 

まずは痛くない姿勢を探してください。おすすめは以下の2つです。

  • 横向き(側臥位)でエビのように丸くなる。

  • 仰向けで膝の下にクッションを入れ、膝を立てる。 これらは腰の筋肉が緩みやすい姿勢です。

② 「アイシング」をする

 

ぎっくり腰は炎症です。お風呂で温めるのは逆効果になることが多いので、発症直後(2〜3日)は保冷剤や氷嚢で患部を冷やしてください。

③ 辛い時は迷わず「鎮痛剤」を

 

「薬に頼りたくない」という方もいますが、痛みが強すぎて筋肉が強張り、血行が悪くなる悪循環を防ぐためにも、どうしても辛い時は痛み止めを服用して落ち着かせましょう。


3日目以降はどうする?回復を早めるポイント

 

極度の安静は逆効果?

 

発症直後は安静が第一ですが、3日目以降、痛みが少し引いてきたら**「痛くない範囲で動く」**ことが重要です。最近の研究では、過度な安静を続けるよりも、少しずつ日常生活に戻した方が回復が早いと言われています。

コルセットは「お守り」代わりに

 

当院では、胃腸を圧迫して苦しくなりがちな「幅広タイプ」よりも、**「骨盤を締めるタイプ」**のコルセットをおすすめしています。

家の土台である「骨盤」を安定させることで、結果的に腰への負担が激減します。 痛みが引いた後も、しばらくは「お守り」としてカバンに入れておくと、いざという時に安心ですよ。


まとめ

 

ぎっくり腰は、突然起こるようでいて、日々の生活習慣からのサインであることが多いです。

先日LINEでご相談いただいた川名駅近くにお住まいの患者様も、当院で適切な処置(骨盤周辺の調整やハイボルテージ治療など)を行い、無事に日常生活に戻られました。

「またあの痛みが来たらどうしよう」 「クセになっている気がする」

そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度、名古屋市昭和区の陽だまり整骨院にご相談ください。あなたの腰痛の「本当の原因」を見つけ、再発しない体づくりをサポートします。


陽だまり整骨院

📍 名古屋市昭和区檀溪通3-14檀渓アイリス109

📞 [052-848-9941]

🌐 予約サイト18時までご予約なしでもOK)