「肉離れ、どのくらいで治るんだろう…早く復帰したい」
スポーツ中や急な動作の瞬間、ふくらはぎや太ももに「ブチッ」という感覚と激痛が走る。肉離れを早く治すためには、最初の対応が回復の速さを大きく左右します。名古屋市昭和区の整骨院・接骨院として、正しい処置と回復のポイントをお伝えします。
📋 目次
肉離れとは?なぜ起きるのか
肉離れとは、筋肉の繊維が部分的または完全に断裂した状態です。医学的には「筋挫傷(きんざしょう)」とも呼ばれます。
急なダッシュ、ジャンプの着地、ストレッチ不足の状態での動作などが主な原因です。ふくらはぎ・太もも前面(大腿四頭筋)・太もも裏(ハムストリングス)に多く起こります。
「肉離れ=安静にして待つだけ」と思っている方が多いのですが、適切な処置をするかどうかで回復期間が2〜3週間変わることもあります。
重症度の目安
- 軽度(Ⅰ度):筋繊維の微細断裂。痛みはあるが歩ける。回復まで1〜2週間
- 中等度(Ⅱ度):部分断裂。腫れ・内出血あり。回復まで3〜6週間
- 重度(Ⅲ度):完全断裂。歩行困難。外科的処置が必要な場合も
肉離れを早く治すために最初の72時間にやること
肉離れを早く治す上で、受傷後72時間以内の対応が最も重要です。この時期に正しく処置するかどうかが、その後の回復速度を左右します。
基本はPOLICE処置(現在の推奨プロトコル)です。
Protection(保護)
患部をそれ以上傷めないよう、テーピングや包帯で保護します。無理に動かすのは厳禁です。
Optimal Loading(適切な負荷)
かつては「完全安静」が常識でしたが、現在は「痛みの出ない範囲での軽い動き」が回復を促すとされています。完全に動かさないと、逆に筋肉が硬化してしまいます。
Ice(冷却)
受傷後48〜72時間は患部を冷やします。アイスパックをタオルで包み、15〜20分を目安に1日数回。凍傷に注意してください。
Compression(圧迫)
弾性包帯などで患部を圧迫し、腫れや内出血の広がりを抑えます。
Elevation(挙上)
安静時は患部を心臓より高い位置に保ちます。特に就寝時が効果的です。
やってはいけないこと
- 受傷直後に温める(炎症が悪化します)
- 痛みを無視して動き続ける
- アルコールを飲む(血流が増し腫れがひどくなります)
- マッサージで無理にほぐす
整骨院・接骨院での施術が回復を早める理由
「湿布と安静で様子を見ます」という方も多いのですが、整骨院・接骨院に早めにかかることで回復が早まります。
当院では、肉離れの回復段階に合わせた施術を行っています。
急性期(受傷直後〜1週間)
微弱電流(アキュスコープ・エレサス)による炎症の鎮静化とテーピング固定。微弱電流は細胞レベルでATPの産生を促進し、筋損傷の症状軽減に働くことが報告されています(Lambert et al., 2002)。痛みを最小限に抑えながら、患部を正しく保護します。
回復期(1〜3週間)
手技によって周囲の筋肉のバランスを整えながら、損傷した部分の組織修復を促します。また、TRXやパワープレートを活用して、患部に過度な負担をかけずに全身のコンディションを維持します。
さらに当院では酸素カプセルも導入しています。加圧環境で高濃度の酸素を取り込むことで血液中の溶存酸素量が増加し、損傷した筋繊維の修復に必要な酸素を患部に届けやすくなります。運動による筋損傷からの回復を促進する効果については、複数の研究でも報告されています(Chen et al., 2019 / メタアナリシス2024)。施術と組み合わせることで、回復をより効率的にサポートします。
再発予防期(競技復帰前)
肉離れは「同じ場所の再受傷」がとても多い怪我です。当院では復帰前に動作チェックを行い、再発リスクを下げる動き方・ウォームアップ指導も行っています。
実際に当院では、部活でハムストリングスを肉離れした高校生が、整骨院での施術と段階的なリハビリにより、目標の大会に間に合った例もあります。
回復期にやるべきリハビリと注意点
痛みが引いてきた段階で「もう治った」と思って急に復帰するのが、再発の最大の原因です。
ストレッチは「痛気持ちいい」ではなく「痛くない」範囲で
損傷した筋繊維はまだ完全に修復されていません。痛みが出る手前の範囲でゆっくりと伸ばすことが大切です。
段階的な負荷のかけ方
- 痛みなく歩ける
- ゆっくりジョギングができる
- 直線ダッシュができる
- 方向転換・急加速ができる
この順番を守らず「走れるからもう大丈夫」と判断するのは危険です。
目安の復帰時期(あくまで個人差があります)
- 軽度:2〜3週間
- 中等度:4〜8週間
- 重度:3ヶ月以上
肉離れの再発を防ぐために
肉離れは再発率が高い怪我です。「また同じところが」という方が非常に多くいます。
再発を防ぐ3つのポイント
1. ウォームアップを丁寧に行う
体温が上がっていない状態での急激な動作が最大のリスクです。特に気温が低い時期・朝の練習には注意が必要です。
2. 左右の筋力バランスを整える
利き足と逆の足の筋力差が大きい方は、弱い側に肉離れが起きやすくなります。
3. 疲労を蓄積させない
筋肉の疲労が限界に近い状態での練習は危険です。特に合宿・大会直前期は注意してください。
当院のパワープレートや酸素カプセルは、疲労回復と筋肉のコンディション維持にも活用できます。競技者の方にもご相談ください。
まとめ
肉離れを早く治すためのポイントをまとめます。
- 受傷直後はPOLICE処置で患部を保護・冷却
- 最初の72時間の対応が回復速度を決める
- 整骨院・接骨院で回復段階に合わせた施術を受ける
- 痛みが引いても段階的に復帰する
- 再発予防のケアを怠らない
「早く治したい」という気持ちはよくわかります。ただ、焦って無理をすると回復が遠のいてしまうことも。名古屋市昭和区の整骨院・接骨院として、正しいペースで回復をサポートします。
よくあるご質問
Q. 肉離れは何日で治りますか?
重症度によって異なります。軽度(Ⅰ度)は1〜2週間、中等度(Ⅱ度)は3〜6週間、重度(Ⅲ度)は3ヶ月以上が目安です。受傷後72時間以内の適切な処置が回復速度に大きく影響します。
Q. 肉離れは温めたほうがいいですか?冷やしたほうがいいですか?
受傷直後から48〜72時間は冷却(アイシング)が基本です。受傷直後に温めると炎症が悪化するため避けてください。
Q. 肉離れに整骨院・接骨院は効果がありますか?
回復段階に合わせた施術により回復をサポートできます。急性期は微弱電流やテーピング、回復期は手技や酸素カプセルなど、状態に応じたアプローチを行います。
