赤ちゃんを抱っこするたびに、腰がズキっと痛む。
気づいたら一日中だっこしていて、夜になると腰が重くてたまらない。
その気持ち、すごくよくわかります。なぜなら私もそのひとりだからです。
育児中のお母さん・お父さんから「抱っこしてから腰が痛くなった」というご相談を、当院でも本当に多くいただきます。
名古屋市昭和区・御器所エリアにお住まいで、同じお悩みを抱えている方にぜひ読んでいただきたい内容です。
今回は、抱っこで腰痛が起きる原因・やってしまいがちなNG姿勢・セルフケアの方法を、柔道整復師として20年以上施術してきた経験をもとにお伝えします。
抱っこ腰痛の原因って何?
抱っこで腰を痛める原因は、大きく分けて3つあります。
① 骨盤が不安定になっている
出産後、赤ちゃんを産むためにゆるんだ骨盤がまだ元に戻りきっていないことがほとんどです。骨盤がグラついた状態で何キロもある赤ちゃんを抱き続けると、腰の筋肉や関節に過剰な負担がかかります。
② 腰の筋肉が慢性的に緊張している
抱っこのときは無意識に腰を反らせたり、体をねじったりしています。この姿勢が積み重なると、腰周りの筋肉(脊柱起立筋・腰方形筋など)が常に張り続けた状態になります。
③ 睡眠不足・疲労の蓄積
育児中は睡眠が分断されやすく、体の回復が追いつきません。疲れが抜けないまま毎日抱っこを続けると、腰への負担はどんどん積み重なっていきます。
実は、これら3つが同時に重なっているケースがとても多いんです。「なぜこんなに痛いのか」と不安になる方も多いですが、それだけ体に負担がかかっていたということです。
こんな抱き方が腰に負担をかけています
「抱っこ」といっても、腰へのダメージが大きい抱き方があります。心当たりがないか、チェックしてみてください。
腰を後ろに反らせながら抱く
赤ちゃんが重くなってくると、体のバランスをとるために腰を反り気味にしてしまいがちです。この「反り腰」の状態は、腰椎(腰の骨)への圧力が大きく高まります。
片側の腰だけで支える「腰乗せ抱っこ」
片方の腰骨に赤ちゃんを乗せる抱き方は楽に感じますが、体が左右に傾いたまま固まっていき、骨盤のゆがみにつながります。
中腰・前かがみでの抱き上げ
床や布団から赤ちゃんを抱き上げるとき、膝を曲げずに腰だけで持ち上げていませんか?この動作がぎっくり腰の引き金になることも珍しくありません。
「どれも心当たりがある…」という方は多いと思います。育児中はどうしても楽な体勢を選んでしまうので、これは責めるべきことではないんです。ただ、少し意識するだけで腰への負担はかなり変わってきます。
放置するとどうなる?
「産後は腰が痛いのが当たり前」という声をよく聞きますが、実はそれは間違いです。
抱っこ腰痛を放置すると、筋肉の緊張が慢性化して痛みが日常的なものになっていきます。当院でも「もう3ヶ月ずっと痛い」「赤ちゃんが1歳になっても治らない」というお母さんが来院されることがあります。
また、骨盤のゆがみが長期間続くと、腰痛だけでなく股関節の痛み・膝の痛み・疲れやすさ・肩こりなど、全身に影響が広がることもあります。
「育児が落ち着いたら行こう」と先送りにしていると、気づいたときには慢性腰痛になっていた、というケースは少なくありません。早めに対処するほど、改善も早いです。
今日からできるセルフケア
整骨院に来る前に、自分でできることもあります。すぐ試してみてください。
① 抱き上げるときは必ず膝を曲げる
床や布団から赤ちゃんを持ち上げるときは、腰だけで上げるのではなく、まず膝を曲げてしゃがんでから持ち上げましょう。これだけで腰への衝撃がかなり減ります。
② 抱っこ中は左右をこまめに変える
片側ばかりに負担が集中しないよう、5〜10分に一度は赤ちゃんを持つ位置を変えてみてください。
③ 腰のストレッチ(仰向け膝抱え)
仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せてゆっくり30秒キープ。腰の筋肉の緊張をほぐす簡単なストレッチです。授乳後や就寝前に行うと効果的です。
④ 抱っこ紐の活用
素抱っこより抱っこ紐の方が、赤ちゃんの体重が体全体に分散されるため、腰への集中的な負荷を減らせます。ただし、抱っこ紐でも正しい装着・姿勢が大切です。
これらを続けても痛みが引かない・悪化している、という場合は、筋肉や骨盤に原因が根付いている可能性があります。一度専門家に診てもらうことをおすすめします。
御器所・昭和区の整骨院では何をするの?
「整骨院ってどんなことをするの?」と不安な方も多いと思うので、当院での流れを少しお伝えします。
まずは問診で、いつから・どんな動作で痛むのか・産後どのくらい経つのかなどをしっかり聞かせていただきます。ここが一番大事なので、時間をかけてお話しします。
次に姿勢と動きを確認して、骨盤のゆがみ・筋肉の緊張箇所・重心のかたよりを把握します。その上で、手技で筋肉をほぐしながら、骨盤・腰椎のアライメント(位置関係)を整えていきます。
当院では機器も活用しており、深い部分の筋肉へのアプローチや血流改善も合わせて行います。施術後には自宅でできるセルフケアもお伝えしますので、「次回まで何もできない」ということはありません。
実際に当院では、「産後8ヶ月ずっと腰が痛かったのに、3回の施術で楽になった」というお母さんもいらっしゃいます。もちろん症状の程度によって個人差はありますが、抱っこ腰痛は適切にアプローチすれば改善が期待できる状態です。
御器所・鶴舞・昭和区エリアからのご来院も多く、お子さん連れでも安心してお越しいただける院を目指しています。
まとめ
今回の内容を整理すると、こうなります。
- 抱っこ腰痛の主な原因は、骨盤の不安定・筋肉の慢性緊張・疲労の蓄積
- 腰を反らせる抱き方・片側に偏った体勢は特に負担が大きい
- 放置すると慢性化し、全身の不調につながりやすい
- 膝を使った抱き上げ・左右交互の抱っこ・ストレッチで今日からケアできる
- 改善しない場合は、整骨院で骨盤と筋肉へのアプローチを
「育児中だから仕方ない」と思って我慢しているお母さん・お父さんへ。
体がつらいまま育児を続けると、心にも余裕がなくなっていきます。自分の体を後回しにしないでください。
まずは気軽に相談だけでも構いません。一緒に楽な体を取り戻しましょう。
抱っこ腰痛のご相談は陽だまり整骨院へ
名古屋市昭和区・御器所エリアの方もお気軽にどうぞ。
お子さん連れでのご来院も歓迎しています。
平日 9:30〜12:00 / 14:00〜21:00 水・土は午前のみ 日祝休診