【必読】微弱電流治療の仕組み

当院の施術で欠かせない治療にマイクロカレント療法(微弱電流療法)があります。

マイクロカレントとはその名のとおり非常に小さな電流(マイクロアンペア単位)を通電する電気刺激療法です。

この治療法は主に疼痛の管理と組織の修復を促進する目的で使用されます。(美容や日々の健康にも使えます)

マイクロカレントの仕組みについて

1.生体電流の性質を利用

細胞レベルでの影響:人間は神経伝達、筋収縮、心臓の活動など電気的な性質を持っています。細胞間の伝達は電気的な信号を介して行われています。マイクロカレント療法はこの生体電流の性質を利用して、細胞レベルで治療効果を促進します。

2.微弱電流の適用

微弱電流:マイクロカレント療法は、非常に微弱な電流(通常は1マイクロアンペア〜1000マイクロアンペアの範囲内)を体に流します。
電極の使用: マイクロカレント療法では特定の部位に電極をセットし、その部位に微弱電流を通電します。通電方法によりますが、基本は皆様が思っている電気の刺激はありません。感じたとしてもピリピリする程度です。症状や関連した部位によっては激痛を訴える場合もありますが、当院ではそこが原因の一つと捉えて積極的に通電します。

 3.ATP(アデノシン三リン酸)の合成促進

ATPの生成:マイクロカレントはATP(アデノシン三リン酸)の生成を増加させることが証明されています。ATPは細胞エネルギーの主要な源であり、治癒と修復プロセスに必要です。
※ATPとは私たちの身体の中でエネルギーを運ぶ役割を持つ小さな分子です。例えば、筋肉を動かす、思考、呼吸、食物を消化するなど…これらの活動には、エネルギーが必要です。そのエネルギーの源としてATPが活用されます。

4.細胞修復と治癒の促進

細胞の修復:マイクロカレント療法は細胞の修復を助け、組織の治癒を加速させます。当院で使用している微弱電流治療器のエレサスとアキュスコープが得意としています。
炎症の減少:細胞の修復と併せて炎症を抑えて疼痛緩和のサポートを促進します。

5.安全性と副作用

低いリスク:非侵襲的で副作用が少ないので、多くの患者様にとって安全な選択肢とされています。当院が微弱電流治療を選択する理由の一つです。

6.様々な用途

疼痛管理、皮膚ケア、アンチエイジング、美容など、治療はもちろん、多くの異なる目的で使用されることがあります。

以上、当院が微弱電流をメインに使う理由でした。

もちろん全ての方に効果があるとは限りませんので、ある程度の回数施術を受けてもお身体に変化がない場合は別の施術をご提案いたします。