手首の痛み

目次

転んで手首を突いた
手首を使いすぎている
手首が不安定、力が入らない
手首に柔らかいコブができた
手首を上下に動かすことが多い
育児で親指の付け根が痛くなった

手首を動かすと手首(小指側)が痛む

転んで手首を突いた

手関節捻挫(手首の捻挫)

転んで手首を突いた時に発生します。受傷直後は手首が腫れたり熱感(熱い感じ)、ズキズキします。また腫れにより神経を圧迫してしびれを感じることがあります。これらの原因は骨と骨をつないでいる関節がねじられて靱帯や関節の袋、筋肉がダメージを受けているためです。ひどい場合は脱臼や骨折する場合もあります。治療方法は基本的に安静が第一なので固定をします。年齢や症状の度合いにもよりますが数日から数週間の固定期間が一般的です。また固定しいる間は手が動かせないので関節が固まっていき筋肉も弱っていきます。そのため少しでも動かせる部分があれば積極的に動かすことが復帰の近道になります。当院では痛めた組織の早期回復、効果的なリハビリを施します。

患者様から「くせになる。よく繰り返す」という相談を受けますが、これは捻挫全般に言えることで最初に(怪我をしてすぐに)しっかりと固定をしなければ靱帯が伸びたまま落ち着いてしまいます。そのような靱帯は関節をしっかり安定させることが出来ないので、踏ん張りがきかない、またやったらどうしようという恐怖感に怯えながら過ごすことになります。「放っておけば治っていく」とか、「大したことなさそうだししばらく様子を見てみよう」という人がこれに当てはまります。軽度の状態ならそこからリハビリを頑張ればかなり改善されますが、重度の捻挫を放置していた場合は骨のダメージが蓄積され将来変形性の関節症を患う可能性もあります。

応急処置としてはアイシング(湿布よりも優先)して患部を動かさないように固定することが大切です。

舟状骨骨折

スポーツなどで手首を反らした状態で思いきり転んだ場合に発生することがあります。ほとんどはコーレス骨折という腕の骨折ですが、舟状骨骨折も稀に発生します。ただ骨折直後ではレントゲンで確認しにくく2~4週間後に再検査すると骨折線が写ることが多いため診断が難しいと言われています。主な症状は手首の痛みや握力低下です。舟状骨は親指の付け根の近くにあり、手を開くとくぼみができる場所です。ちょうど写真の矢印の部分にあたります。また舟状骨の特性上一部軟骨に覆われているため血行がある方向からしか供給されず一度骨折するとなかなか治りにくく、偽関節と言って骨折が治る過程が途絶えてしまいます。処置としてはギプス固定で骨の治りを促進しますが、手術でスクリュー固定なども行われるそうです。

手首を使いすぎている

手関節炎

使いすぎ(オーバーユース)が主な原因です。手首には8個の骨があります(何故かCG写真は9個なので誤りです)この8個の骨のおかげで手首が自由に動かせます。自由に動かせるということはそれだけ関節への負担が大きいわけです。それぞれの関節が繰り返し動かされればそれだけダメージを生じます。その繰り返しが炎症に変わっていきます。症状がひどいときは固定と安静、治療による早期回復。改善してきたらリハビリです。

また一言で炎症と言っても様々です。感染による関節痛、風邪によるウィルス性の関節痛、痛風やリウマチなどの膠原病による関節痛など多岐にわたります。そのため原因をしっかり把握しないといけません。当院で手に負えない症状は病院に紹介します。そのきっかけづくりにも一度ご来院いただければ何かの助けになるかもしれません。

手首が不安定、力が入らない

手根不安定症

手首の8個の骨(CG写真の9個は誤り)が手首の怪我や過去の怪我の放置がきっかけでバランスが崩れた結果、手首の痛みや握力低下という症状を生じます。まずは原因がないか問診します。症状が軽い場合は固定や物理療法(治療器)、リハビリで様子をみます。症状が改善しない場合は病院に対診をお願いして検査をしてもらいます。

月状骨軟化症(キーンベック病)

珍しい症状です。手をよく使う仕事に多く、主にハンマーを使う職人さんの利き手に多い傾向があります。月状骨と呼ばれる手首の豆状の骨に繰り返し外力が加わることで血流不全になり発症します。月状骨は関節に囲まれているため血管が少なく血流不全になりやすいです。握力の低下や手首を押すと痛みが強くなる、手がつけない、月状骨の部分が腫れるなどが主な特徴です。
初期段階ではレントゲンで確認することが難しくMRI検査が有効です。また装具固定などで対応しますが、早期発見は困難であるため保存療法を行う機会は少なく、手術の適応になることが多いと言われています。

手首に柔らかいコブができた

ガングリオン

ゼリー状の腫瘤です。若い女性に多く見られ、子どもにも出来ます。発生の原因不明です。また手首に出来やすいだけで足首なども見かけます。生活に支障がなければ放置しても構いませんが、手首の動きを邪魔したり痛みが伴えば潰したり病院で注射針による吸引が主な処置になります。
当院のエコー観察装置で確認ができます。お気軽にご相談ください。

手首を上下に動かすことが多い

橈・尺側手根伸筋腱炎

橈・尺側手根屈筋腱炎

手首の使いすぎで起こす炎症。手で追い払う動作、手招きする動作で痛みが出ます。炎症なのでこちらも基本的には安静と固定が大切ですが、さすがにまったく使わなとなると日常生活に支障がでますので(利き手ならなおさら)当院では微弱電流治療で組織の修復をし、日常生活は手首を固定するサポーターで過ごして頂くことで痛みの軽減を目指します。

育児で親指の付け根が痛くなった

ドケルバン腱鞘炎(狭窄性腱鞘炎)

親指の腱鞘炎です。当院でも圧倒的に女性が多いのですが、特に育児中のママさんに多く見られます。赤ちゃんの頭を支えることが多いため痛めやすいです。親指の使いすぎにより長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が炎症を起こし、さらにそれらの腱が通るトンネル(腱鞘)が肥厚することで痛みが生じます。当院では微弱電流治療を中心にサポーターで過ごし、極力安静に過ごしていただきます。とにかく早く治したい場合はギプス固定をして短期集中の回復も選択肢として用意しています。

手首を動かすと手首(小指側)が痛む

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)

手首の小指側には手首を守ったり安定させるためにクッションの役割をする組織があります。手首を捻挫したり重たいものを支える、持ち上げるなど繰り返し手首に負担を掛けることで発症します。★マークのあたりが痛くなるのですが、レントゲンで異常が認められないため手首を動かしてみたり患部を押して痛むかの確認をします。当院では微弱電流治療と各種固定を用います。

診療カレンダー

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